新着ブログ☆エレベーターの点検と検査の違いは?

2021年9月10日

朝晩めっきり涼しくなってきましたね。蝉の鳴き声からコオロギの音に替わって涼しさを感じさせてくれています。

今回は点検と検査の違いを調べてみましょう。

エレベーター点検とは、建築基準法第8条にある「維持保全」に規定されているものになります。内容は「建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造、及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない」と定められています。

この中でエレベーターは「建築設備」に規定されています。要約すると、エレベーターの諸性能を維持するために、その所有者等に適切な維持保全の努力義務を課しているということです。この法律によって弊社やエレベーター業界の仕事が成り立っています。

定期検査(法定検査)とは、こちらも建築基準法第12条にある「報告、検査等」に規定されています。内容を抜粋すると「建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造、及び建築設備を国土交通省令で定めるところにより、定期に、建築士、建築設備等検査員に調査・検査させて特定行政庁に報告しなければならない」と定められています。要約すると、エレベーターを省令で定めるところにより、定期に、調査・検査させて特定行政庁に報告しなければならないということです。

 

我々は昇降機等検査員資格者証を国土交通大臣から交付して頂いています。この検査員資格者で定期に検査を行い、特定行政庁に報告しています。

自動車にも車検があるように、エレベーター(昇降機)にも定期検査があります。若い頃から長年昇降機に携わり頑張って資格取得したからこそ出来ている業務です。お客様から信用して頂いて業務が成り立ち感謝しております。