月別アーカイブ: 2020年12月

新着ブログ☆エレベーターの小豆知識3

2020年12月24日

令和2年の年末を迎えて一年を振り返ると、誰もが「新型コロナウイルス感染症」に振り回された一年だったと思います。今年の最後はミセスエスに締めてもらいます。一年間ありがとうございました。

 

こんにちは!ミセスエスです!(*^^*)!今回は意外に知らない!?エレベーターのプチ小ネタ特集です。

【 車椅子用の押ボタンは通常ボタンよりも時間が長め】

車いす用の押ボタンはエレベーター内外、低めの位置で開閉・階数ボタンが設置されていますが、 実は「車椅子マーク」のついたボタンは開閉時間が長く設定されているのです。

【映画の見過ぎにご用心】

よくアクション映画で、ロープが切れてエレベーターが悪役と落下・・なんてシーンを見ますよね。

あれは映画の演出であって、通常のロープ式の乗用エレベーターにはカゴ側にカゴが走行するレールをつかむ形の「キャッチ」と呼ばれるブレーキがついておりますのでロープが切れてもキャッチが作動し、カゴは落下しません。

ロープも数本かけられており一本だけということはありません。すべてが断線してしまうということは通常起こりにくいのです。

【エレベーターが落下!着地寸前でジャンプするとどうなるの?】

誰もが一度は考えたことあるのではないでしょうか。

なんとなく無理だろうとわかっていても、できそうな気もする?そんな素朴な疑問に3D物理演算を用いてエレベーターの落下をシミュレートし、中でジャンプしたらどうなるのかを実験した方がいました!

 

以下、落下シュミレーションの結果です。

まずは50階からジャンプなしで自由に落下。

当たり前ですが身体は激しく地面に打ち付けられ、部位の半分ほどが赤文字に変化。これが本物の人間であったら相当悲惨な光景になっているでしょう・・

次に4階(12m)からの落下+ジャンプ

着地する直前にジャンプしようと膝を曲げ、そのまま足から地面に激突。膝がクッションの役割を果たし、結果はなんと無傷。

最後に15階(45m)からの落下+ジャンプ

4階と同様、着地の直前にジャンプしようとするも不発。膝のクッションも勢いを殺しきれず、前のめりで倒れるように地面に激突。16部位中7部位が赤になるという悲惨な結果に。

なぜジャンプが失敗するのかについては、落下中のエレベーターでは身体がある程度の速度で運動しているため、ジャンプしても身体が重く感じ、うまくジャンプすることができないらしい。

また、高速落下中のエレベーターは無重力状態のようになっており、エレベーターとの相対位置が変わらないため足を曲げても床を蹴ることはできない。

つまり「落下中のエレベーターではそもそもジャンプできない」という結論になるのだそう。

もしも現実でこのようなシチュエーションになってしまったら不幸としか言いようがないですが、エレベーターが4階程度の高さであればとりあえず膝を曲げることで助かるかもしれないですね。

 

いかがでしたか?素朴な疑問をすっきり解決できてうれしいミセスエス(⌒∇⌒)でした!

本年もありがとうございました。みなさまにとって素敵な年末年始でありますように。